石彫家・杉村孝作のわらべ地蔵が四十体境内で遊んでいます。それぞれ願いが込められていて、人々の心を和やかにしてくれます。八月は、わらべ地蔵祭りが開催されます。
※新型コロナウイルスの影響により、わらべ地蔵まつりはしばらくの間中止となりました。次回の開催は決まりましたら掲載いたします。
昭和の小堀遠州といわれ、日本を代表する作庭家、中根金作によって作庭されたものです。滝口から大河が滔々と流れる風情があります。氏は日本庭園を内外に作庭し、とくに足立美術館の枯山水庭園(島根県)は有名です。他にボストン美術館日本庭園等三百ヶ所の作庭があります。
ちちよちちよとなくむしの/ははよははよとさくはなの
こころおもえばなみだきえ/たまのごとくにひかるなり
九歳で早逝された少女の霊の供養のため、眞民先生に揮亳していただいたものです。
石彫家杉村孝作の庭が本堂前にあります。巍々とそびえる山岳のような大きな石を数々組み合わせ、大海の波が和やかに表現されていて、平和を象徴しています。
境内に二体の切支丹燈籠と伝えられる燈籠があります。
山梨稲川は、詩文や数学を学び、ことに漢字の音韻を研究し、説文緯「古声譜」等を著し、後に駿府にて「詩草」を刊行します。弟子・戸塚柳斎によって碑が建てられました。
宝泰寺の墓所には、岡部次郎正綱や、江戸時代駿府勤番として勤務中亡くなった石川丹後守総因など旗本の墓があります